北海道大学電子科学研究所・根本知己研究室は2009年9月に新たに研究を開始しました。私たちの目標は、新規レーザー、光技術を援用することにより、生体”in vivo”イメージング法のさらなる高度化に取り組むことと、神経・分泌の細胞生理学を対象とした実験研究を推進することを両輪として、新しい学際領域研究を開拓するこにあります。私たちは、世界最深部の生体の断層蛍光イメージングが可能な2光子顕微鏡の開発と高度化を実施しています。現在では約1.6mmという深部まで到達し、海馬歯状回の神経細胞のin vivo観察も可能になりました。また、古典的な光の回折限界を超えた微小な構造や生体分子の相互作用を観察するために、新しいレーザー「ベクトルビーム」を用いた「超解像イメージング」、「光ナノ・イメージング」を推進しています。こららの超短光パルスレーザーによる非線形光学過程を用いたイメージング法を中心に、遺伝子工学、電気生理学、光機能分子などを活用することで、生きた個体、組織での、「光による”in vivo”観察」「光による”in vivo”操作」を同時に実現する新しい生命機能の解析法を展開させています. 
 さらに、これらの方法論を脳・神経系のコネクトミクス、内分泌・外分泌腺の生理機能や骨、がん、糖尿病等の疾患の分子機構の解明に応用し、「光学」から「生命科学」までにわたり、そしてその「臨床応用」を目指す、新たな学際的な研究領域「光・脳科学」「光・細胞生物学」を推進することを目的としています。
尚、情報科学研究科のネットジャーナルに
インタビュー記事が掲載されていますので、是非ご覧ください。
 根本研究室では、これらの研究に興味のある
大学院生博士研究員を随時募集しておりますので、ご関心のあるかたはご連絡ください。
連絡先 (
地図
〒001-0020 北海道札幌市北区北二十条西10
北海道大学電子科学研究所 光細胞生理 根本知己
  (スパム防止のため画像になっております)


新皮質全層及び海馬CA1, 海馬歯状回ニューロンの2光子in vivoイメージングYouTube-icon-full_color_34
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R. Kawakami, et al., Biomedical Optics Express (2015)

最近の出来事

  • 川上さん、大友さんが量子科学技術研究開発機構関西光科学研究所で招待講演しました (6月3日)
  • 根本が BISC2016で招待講演しました (5月20日)
  • 根本が The Fourth Japan-China Symposium on Nanomedicineで招待講演しました (5月12日)
  • 共同研究者の慶應義塾大学の今田さんがARVO2016でポスター発表いたしました。(55)
  • 大友さんが助教に昇任いたしました。山中さんが大学院に進学しました (4月1日)
    予定中の成果発表、イベント等
    • 山中 顕微鏡学会 ポスター発表 7月
    • 田辺  日本神経科学会大会 招待講演 7月
    • 大友 23rd Pacific Science Congress 招待講演 7
    • 大友 Academia Sinica Imaging Center workshop 招待講演 7
    • 根本 日本生化学会大会 招待講演 9月
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    2光子顕微鏡, 多光子顕微鏡
    in vivoイメージング