掲載日:
講演会
開催日:
日時 | 2020年2月13日(木) 16:00 – 18:00 ※通常と開始時刻が異なります。 |
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場所 | 電子科学研究所 中央キャンパス総合研究棟2号館 5F北側講義室(北12条西7丁目) |
講演者 |
西浦 廉政 氏
NISHIURA Yasumasa
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所属等 |
北海道大学 名誉教授
Hokkaido University
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タイトル |
ミクロとマクロをつなぐ話—アモルファス材料のミクロな不均一性とマクロな強靭性— Bridging microscopic inhomogeneity to macroscopic performance |
概要 |
材料科学においてミクロな構造とマクロな性能をどう関連付けるかは最も重要な問題の一つである. とくに不定形・不均一なアモルファス材料においては,その構造同定の至難さに加え,機械的な強靭さをどのような指標で判定するかはまだ十分に解明されたとは言えない.本講演では,構造においては古典的な機械学習の手法と共に,パーシステントホモロジーなどのトポロジー的手法も併用しつつし,その利点と相補性を述べる. 次に動的な材料性能の判定手法として,マクロなフェーズフィールド型亀裂進展モデルを紹介し,そこから得られるスカラー指標の有効性を議論する.以上の2つをどのようにつなぐのか,すなわちミクロ・メソの構造情報がどのようにマクロモデルに組み込むことが可能であるかについて一つの試みを紹介する.現時点では途中経過の話となるが,議論していただけると幸いである. |
連絡先 |
北海道大学 電子科学研究所 附属社会創造数学研究センター 人間数理研究分野 長山 雅晴 内線: 3357 e-mail:nagayama(at)es.hokudai.ac.jp |
その他 | 北大MMCセミナー |