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電気回路で量子を操る

掲載日:
講演会

以下のように10月12日(水)午後3時より大阪大学産業科学研究所 第2研究棟 1F 共同プロジェクト室(S109)にて、NEC基礎研究所の中村泰信先生の講演会を開催いたします。

中村先生は、微小な超伝導素子を用いて、超伝導体電極間のクーパー対(電子の対)1つだけのトンネル制御を行う事で可能となる超伝導量子ビットに関する研究で、仁科記念賞・サー・マーティン・ウッド賞を初めとする数々の賞を受賞されている、世界的に有名な方です。本講演では、超伝導量子ビットの基礎的な内容から、量子情報処処理を含む最先端の応用までご講演頂く予定です。

なお、本講演は大阪大学産業科学研究所にて開催されます。もし、大阪出張等、機会がありますようでしたら、ぜひともご参加ください。

中村泰信 博士
(日本電気(株)基礎研究所 主任研究員)
日時: 平成23年10月12日(水)3:00pm ~
場所: 大阪大学 産業科学研究所 第2研究棟 1F 共同プロジェクト室(S109)
(大阪府茨木市美穂ヶ丘8-1)

20世紀に誕生し発展した量子力学は物理学のあらゆる分野に影響を及ぼしている.なかでも現在の情報通信技術を支える電子および光デバイスの基礎理論としての貢献は計り知れない.一方で21世紀に入り,量子力学の原理を直接情報処理に応用する「量子情報処理」への関心が高まってきている.超伝導電気回路上で「量子」を操る研究について紹介する.

参考文献:中村泰信,日本物理学会誌10月号(2011)
*主催 北海道大学、電子科学研究所学術交流委員会
連絡先:
量子情報フォトニクス研究分野(アライアンス研究室)
竹内繁樹(06-6879-8548)、岡本亮・藤原正澄(06-6877-6727)

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