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光・量子制御とナノ構造体

掲載日:
研究集会
平成24年度特定研究課題[A-1]
日時 2012年8月28日(火) 14時 ~ 16時
場所 大阪大学産業科学研究所 インキュベーション棟の1F講義室(I-117)
主催 物質・デバイス領域共同研究拠点
共催 北海道大学電子科学研究所・大阪大学産業科学研究所
問合先 竹内 繁樹(北大電子研・阪大産研)
takeuchi@es.hokudai.ac.jp(@を半角に変換してください。)
14:00 – 14:30 服部 梓 (阪大産研)
「光プローブを用いた機能性酸化物ナノ超構造体の高感度物性評価 」
14:40 – 15:10 蓑輪 陽介 (阪大基礎工)
「光による微粒子作製と運動制御」
15:20 – 15:50 藤原 正澄 (北大電子研・阪大産研)
「ナノフォトニクスを用いた量子情報デバイス」
16:00 閉会

アブストラクト

「光プローブを用いた機能性酸化物ナノ超構造体の高感度物性評価」

機能性酸化物は、高温で強磁性、超巨大磁気抵抗、超伝導などの機能を発現し、また環境にも調和する優れた物質である。近年これらを数十-数百nmサイズのナノ構造にすることで、その薄膜を凌駕する物性を示すことが報告され、次世代省エネルギーデバイス創製の観点からも注目されている。しかし、これらの物性を評価することはそのサイズの小ささ故に非常な困難を伴う。そこで光プローブを用いることにより、物性やその起源である電子状態を実験的に明らかにすることを目的とし、光半導体ZnO、強相関電子系酸化物(La,Pr,Ca)MnO3ナノ構造の分光測定を行った。

「光による微粒子作製と運動制御」

我々は様々な環境下でのレーザーアブレーションによって、ナノからマイクロメートルサイズの半導体微粒子や金属微粒子を作製している。作製された微粒子の物性や、作製環境下での微粒子の光による運動制御の結果などについて紹介する。

「ナノフォトニクスを用いた量子情報デバイス」

我々は特にナノフォトニクスを用いて、単一光子源や量子位相ゲートなどの量子情報デバイスの実現に取り組んでいる。本講演では、実際の実験や結果の詳細、および意義について説明する予定である。

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