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講演会
講演者 | 葛谷 明紀 先生 (関西大学 化学生命工学部 准教授) |
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タイトル | ナノコンテナ・ナノセンサーとしてのメカニカルDNAオリガミデバイス |
日時 | 平成26年8月7日(木) 16:00 – 17:00 |
会場 | 北海道大学電子科学研究所 一階会議室 |
概要 |
2006年にDNAオリガミ法が発表されて以来、さまざまな二次元、三次元DNAナノ構造体が開発されてきた。近年では単なる構造体をつくるだけでなく、如何に分子機能を組み込むかが重視されるようになっている。最近我々は、望みのタイミングで大きな構造変化を誘発することができる、箱型三次元DNAオリガミ構造体、およびペンチ型DNAオリガミナノデバイスを開発してきた。これらはいずれも、トリガーとなるDNA鎖を適宜溶液中に加えることで、開いた構造体から閉じた箱型形状へ、あるいは、開いたX字型構造体から閉じた構造体へと、狙い通りに構造が変化する。これらのナノメカニカルDNAオリガミデバイスを応用して、金ナノ粒子を選択的に内包できるナノコンテナや、一分子のタンパクとの相互作用による構造変化を視覚的に観察する生体分子センサーを開発したので紹介する。 |
主催 | 北海道大学電子科学研究所 |
共催 | 物質・デバイス共同研究拠点、高分子学会北海道支部 |
連絡先 |
電子科学研究所 生体分子デバイス研究分野 三友・新倉・居城 (内線9344) E-mail: mitomo@poly.es.hokudai.ac.jp |