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フッ素化カーボンナノチューブの脱フッ素化による機能材料開発

掲載日:
講演会
講演者 佐藤義倫 先生(東北大学 環境科学研究科)
タイトル フッ素化カーボンナノチューブの脱フッ素化による機能材料開発
日時 2015年1月29日(木) 10:00 – 11:00
場所 電子科学研究所1F セミナー室 1-2
概要

フッ素化カーボンナノチューブは400~500°C付近で揮発性のフッ化炭素CxFyとして脱離する。その際に、フッ素基はナノチューブの炭素原子を持ち去るため、ナノチューブに空孔が導入される。これを利用して、フッ素化単層カーボンナノチューブとNH3ガスを300~600°Cで反応することによって、骨格窒素置換型SWCNTs(N-doped SWCNTs)を合成した。そのN-doped SWCNTsをX線光電子分光法(XPS)、走査透過型電子顕微鏡(STEM)、電子エネルギー損失分光法(EELS)、高分解能透過型電子顕微鏡法(HRTEM)、ラマン散乱分光法、比表面積測定によって構造評価、電気抵抗率、熱電能特性の物性評価を行った。

主催 電子科学研究所
連絡先 電子科学研究所 薄膜機能材料研究分野 太田 裕道(内線:9428)
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