掲載日:
講演会
開催日:
日時 | 2017年6月15日(木) 16:30 – 18:00 |
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場所 | 電子科学研究所 中央キャンパス総合研究棟2号館 5F北側講義室(北12条西7丁目) |
講演者 |
石原 秀至
Shuji Ishihara
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所属等 |
東京大学大学院総合文化研究科
The University of Tokyo
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タイトル |
細胞から組織へ:形態形成のための新規連続体理論
cells to tissue: a continuum model for morphogenetic deformation
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概要 | 動物の個体発生過程では、組織の変形が起こる。この変形は、細胞レベルでは、 細胞形や相対位置の変化、細胞分裂や細胞死といった様々な過程からなる。数理モデルとしては Cell Vertex Model(CVM)や Cellular Potts Model(CPM) などがよく使われているが、個々の細胞のふるまいは確率的な挙動も多く、また、細胞レベルと組織レベルの関係を理解するためにも、粗視化した数理モデルは有用である。一方、連続体モデルとしては、(粘)弾性理論が多くもちいられ、細胞を表す自由度を含むものはなかった。我々は、細胞形を楕円で近似し、変形とのキネマティクスを決めた上で、 CVM/CPMで用いられるエネルギー関数と、熱力学形式から、細胞形態を表す内部自由度を含む連続体を構成した。また、アクティブ・ゲルの理論と同様な形式でアク ティブ項を導入した。これらの枠組みで、たとえば、Convergent extension と呼ばれる細胞組織の自発的な変形が説明できることを示す。 |
主催 | 附属社会創造数学センター |
連絡先 |
北海道大学電子科学研究所 附属社会創造数学研究センター 人間数理研究分野 長山 雅晴 内線: 3357 nagayama@es.hokudai.ac.jp |
その他 | 北大MMCセミナー |