掲載日:
講演会
開催日:
日時 | 2017年9月28日(木) 16:30 – 18:00 |
---|---|
場所 | 電子科学研究所 中央キャンパス総合研究棟2号館 5F北側講義室(北12条西7丁目) |
講演者 |
山田 稔大(Toshita Yamada)
|
所属等 |
広島大学 (Hiroshima University)
|
タイトル |
単一鞭毛による微生物遊泳の効率解析
|
概要 |
ミドリムシは学名をEuglena gracilis と言い, 鞭毛を用いて遊泳する単細胞微生物の一種である.バクテリアや動物の精子など, 鞭毛による遊泳を行う微生物の多くは鞭毛を進行方向の後方で運動させる. 一方でミドリムシは進行方向側に一本の鞭毛を生やしているが, 鞭毛運動の詳細は明らかではない. 我々は遊泳時のミドリムシを撮影し,二種類の鞭毛運動(直進時, 方向転換時)を使い分けていることを確認できた. 特に方向転換時の鞭毛運動は特徴的である. その特徴を抽出した数理モデルを作成し, 流体力学的知見に基づく遊泳効率の解析を行った. |
主催 | 附属社会創造数学研究センター |
連絡先 |
北海道大学電子科学研究所 附属社会創造数学研究センター 人間数理研究分野 長山 雅晴 内線: 3357 nagayama@es.hokudai.ac.jp |
その他 | 北大MMCセミナー |