第128回北大MMCセミナー

※セミナーご出席の際は必ずマスクの着用をお願いします。

※体調のすぐれない方、当日自宅での検温で37.5℃以上または平熱+0.5℃以上の方は出席をご遠慮願います。（ご入室の際にも検温をさせて頂きます。）

※換気のため一部窓を開けて開催します。必要に応じて上着・膝掛けなどをご用意ください。

昨今のAI, ビッグデータの技術躍進は顕著である一方で, その大規模データに対する計算コスト増大の問題は避けては通れない. 本研究では, 計算リソースを計算機だけではなく, 現実世界の現象が有するダイナミクスに委ねるComputation harvestingという方法論を提案し,その予測計算への応用可能性を交通に関する実データを用いて示す. 以下の文献について研究紹介をする。

References:

• H. Ando, T. Okamoto, H. Chang, T. Noguchi, S. Nakaoka, “Computation harvesting in road traffic dynamics”, arXiv:2011.10744.
• T. Okamoto, H. Ando, K. Wada, R. Mukai, Y. Nishiumi, D. Tamagawa, “Predicting Traffic Breakdown in Urban Expressways Based on Simplified Reservoir Computing”, in Proc. Of AAAI21 workshop: AI for Urban Mobility,4pages, 2021.
• H. Ando, H. Chang, “A model of computing with road traffic dynamics”, Nonlinear Theory and Its Applications, IEICE, Vol. 12, No. 2, pp.175–180, 2021.