6月3日（土）、電子科学研究所 一般公開「光・物質・生き物・数理・環境のふしぎを体験しよう！」を開催しました。新型コロナウイルス感染症の影響により4年ぶりとなった今回は、道内各地のみならず、関東、中部、近畿、九州からも多くの人々が訪れ、来場者数は750名を超えました。
アメーバやミドリムシといった原生生物を顕微鏡で観察するコーナーや、水分子の表面張力と界面活性剤の表面張力を弱める性質を活かして動かす「はみがき粉ボート」の工作などの11の体験ブースを用意したほか、一般公開では初となるクリーンルームの見学ツアー、「昆虫の感覚と行動に学ぶ」と題したサイエンストークを実施しました。
アンケート*では9割以上が「一般公開をとても楽しめた・楽しめた」「科学の面白さをとても感じられた・まあまあ感じられた」と回答し、「小さい生き物がかわいかった」（中央区・小学生）、「生物、物理、化学全般の面白さや学ぶ意義がよくわかった」（豊平区・中学生）、「来年も楽しみにしています」（北広島市・一般）といった声が聞かれました。
*…193名の方にご回答いただきました。
当日の様子は映像でもお楽しみいただけます。
報道機関3社が訪れ、テレビや新聞でも取り上げられました。
模擬店ずらり、４年ぶり通常開催の北大祭盛況 子どもら科学体験楽しむ（6月4日 北海道新聞）
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/856193
北大祭 多くの来場者でにぎわう 入場者の事前登録は不要（6月3日 NHK）
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230603/7000058051.html
（電子科学研究所 ナノテクノロジー連携研究推進室 菊池 優）
