2023年12月6日(水)-7日(木)、第24回電子科学研究所国際シンポジウム「開」(kai)が、北海道大学工学部フロンティア応用科学研究棟・鈴木章ホールで開催されました。本シンポジウムは、第8回国際シンポジウム 人と知と物質で未来を創るクロスオーバーアライアンスと、5+2国際ジョイントシンポジウムとの共催によるもので、物質・デバイス領域共同研究拠点(NJRC)とも連携しています。
この国際シンポジウムでは、その年のシンポジウムを象徴する漢字を選ぶことが伝統となっています。2023年のシンポジウムに選ばれた漢字は「開(kai)」です。Covid-19パンデミックによる活動制限から解放され、世界が再び開かれる状況を表現しています。昨年は現地開催とオンラインのハイブリッド開催でしたが、今年度は主に現地開催のシンポジウムとして開催されました。
東京大学大学院 医学系研究科システムズ薬理学教室 上田泰己教授の基調講演は、イギリスからオンラインで行われました。ヒトの睡眠・覚醒リズムという身近なテーマについてお話しいただき、会場から多くの質問が寄せられました。その他の講演においても質疑応答やポスター発表で活発なディスカッションが行われました。
招待講演者と電子科学研究所教員の選考により、学生のポスター発表者からポスター賞の受賞者が選ばれ、国際シンポジウム運営委員長の三上秀治教授から賞状が授与されました。 ベストポスター賞は風間勇汰さん(インタラクション機能材料研究分野)、ポスター賞は広岡隆さん(光情報生命科学研究分野)、Tianxu Gaoさん(生体分子デバイス研究分野)、椋本一輝さん(光情報生命科学研究分野)が受賞されました。
The 24th RIES-HOKUDAI INTERNATIONAL SYMPOSIUM 開[kai]
https://www.es.hokudai.ac.jp/symposium/2023/index.html
人と知と物質で未来を創る クロスオーバーアライアンス
https://alliance.tagen.tohoku.ac.jp/
物質・デバイス領域共同研究拠点
https://five-star.sanken.osaka-u.ac.jp/