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レポート
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2024年3月4日(月)電子科学研究所にて、今年度末で定年を迎える石橋晃教授(ナノ構造物性研究分野)の最終講義が会場とオンライン配信のハイブリッド形式で開催され、対面・オンラインを合わせて約40名が参加しました。
石橋教授は電子科学研究所に2003年に着任後、ナノ空間の物理とデバイス応用、新型太陽電池の研究開発、新型クリーンブースの開発に取り組み、長年にわたり北海道大学の研究と教育に大きく貢献しました。
「物理学に導かれての来し方45年行く末30年」をテーマに、大学院生時代から企業での研究員時代、電子科学研究所の教員として携わった45年で、基礎研究から社会実装、応用まで、幅広く展開した研究について振り返り、次の世代へのメッセージを贈りました。
また、これから先30年の構想として、人間の身体を環境と捉えて活動代謝等をモニタリングし、健康長寿に貢献をする研究について語り、講演を締めくくりました。