ページトップへ戻る
News & Events

笹木敬司 教授 最終講義「光の魅力に動かされて」

掲載日:
お知らせ
開催日:

2024年3月7日(木)創成科学研究棟大会議室にて、今年度末で定年を迎える笹木敬司教授(光システム物理研究分野)の最終講義が会場とオンライン配信のハイブリッド形式で開催され、対面・オンラインを合わせて約130名が参加しました。

笹木教授は電子科学研究所に1997年に着任後、新たな概念に基づく光量子制御、光計測技術などの光科学研究に取り組み、長年にわたり北海道大学の研究と教育に貢献しました。

2005年10月から2009年9月の4年間は電子科学研究所所長を務め、電子科学研究棟(北キャンパス 総合研究棟5号館)への移転や学内外の連携の推進、5研究所アライアンスの立ち上げなど、電子科学研究所の発展に力を注ぎました。

(左)最終講義をする笹木教授(右)サブタイトル「感」について語る笹木教授

講演では「光・力・動かす」をキーワードに、医学部や化学プロジェクト、電子科学研究所など様々な環境で光マニピュレーション分野を開拓し、ナノ光学、量子光学の分野を牽引してきた研究について語り、光ピンセット研究の先駆者であり2018年にノーベル物理学賞を受賞したアーサー・アシュキン博士とのエピソードを紹介しました。

講演の最後には、「4月からは落ち着いた環境で研究を進め、次の若い世代に伝えられることを伝えていきたい」と語りました。

光システム物理研究分野ゆかりの教職員たちと
TOPへもどる