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レポート
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2024年6月18日(火)電子科学研究所にて菅沼克昭客員教授(大阪大学 産業科学研究所 フレキシブル3D実装協働研究所 所長/特任教授)の講演会が開かれました。
講演会では、世界、日本での半導体開発の動きについて解説し、日本の次世代半導体プロジェクトにおける将来の量産体制の構築や、産学官が連携した半導体人材の育成に向けた取り組みを紹介しました。
素材とプロセスに強い日本のチップレット技術が半導体開発の鍵を握ると強調し、なかでも、サイエンス、人材育成に関しては大学が大きく貢献できる部分だと説明しました。
また、世界をリードする半導体メーカーと台湾、ベルギーの大学がともに発展してきた実例を紹介し、北海道に量産製造拠点を建築中のRapidus株式会社と北海道大学、電子科学研究所が協働して日本の半導体を支えるような活動、人材育成を実現してほしいと語りました。