■日時
2024年6月21日(金) 13:30 – 14:30
■会場
創成科学研究棟(北21条西10丁目)4F セミナー室B
■講師
出浦 桃子 准教授(立命館大学R-GIRO)
■題目
窒化物半導体の新たな可能性:熱電材料応用に向けた結晶成長技術 の開拓
■要旨
窒化物半導体は種々の光・電子デバイスに用いられているが、小型化・高機能化・高出力化などにともなう動作熱の増加が課題になっている。一方、材料物性や結晶工学の観点から熱電性能向上に有利な特長をもつため、熱電材料としての応用も期待される。すなわち、熱電デバイスによる光・電子デバイスの排熱制御を窒化物半導体のみで実現できる可能性がある。本講演では、熱電材料としての窒化物半導体の特長、および高周波プラズマ支援分子線エピタキシー(RF-MBE)を用いた窒化物半導体熱電薄膜の結晶成長技術について、現状と我々の取り組みを説明する。
■主催
電子科学研究所 学術交流委員会
■世話人
長島一樹(インタラクション機能材料研究分野)









